カテゴリ:Jazz et musique( 23 )

「雨の日のビル・エヴァンス…」

「雨の日のビル・エヴァンス…」  須藤麻季 

【須藤麻季(すとうまき)プロフィール(旧姓:岡田)】
新所沢ジャズハウス・スワン・ママ
2月7日生まれ 0型 水瓶座
豊島岡女子学園高等学校
文化服装学院アパレルデザイン科卒業後、1989年渡仏。
ソルボンヌ大学文明講座
パリ・オートクチュール組合付属学校卒業
 エルメス・デザイン・コンペ入賞候補
 世界若手クリエーターコンクール・フランス代表候補etc.
ニナ・リッチ:オートクチュール・アトリエを経て、MAKI OKADA PARIS 設立。
自己のクチュールデザインや、複数のブランドのパリ・コレのデザイン・立体裁断の他、
在仏日本人の為の日本語新聞のデザイン・レイアウトや、日本の雑誌へのパリ情報なども寄稿。
1996年、スワン先代ママ(実母)の死により、一時帰国。
フランスと日本を行き来しながら、スワンを継ぐ。
1999年、永住帰国。
スワンを継いで、18年・・・。
その間、結婚・出産・子育ての為、夫:義雄(現マスター)に全面的に店を任せる。
現在は、月に数回、スワンに顔を出すのみであるが、復帰も近いかも!?


♪♪ その日は、朝から ♪♪

その日は、朝から、しとしと雨が降っていた…。

ああ、いやになっちゃうな、雨だとお客さんが来ない…
と思いつつ、
いつものようにスワン開店。
お湯が沸いたケトルから、蒸気が上がって、
さて、コーヒーを淹れよう…

まだ、音は鳴らさない…。
しーんと静まり返った店内…。
昨夜のライブの音が、みんなのお喋りが、
まるで浮遊物のように、浮かんでは消え浮かんでは消え…。
余韻が残っている…。

ドリップされた珈琲が良い香りを放ちながら、ポトポトと落ちてゆく。

ああ~何にしようかな?今日の一曲目は…。
珈琲が出来る前までに決めよう…毎日の日課…。

雨か…

スワンのレコード棚は、カウンターの後ろの壁面全部。
その前にある、お酒のボトルが入っている棚は、
可動式で、左右にスライドする。
動かすと、そこにもびっしりレコードで埋まった棚が見える。
まるで、隠し扉のようだという人もいる。

そして、それらはリーダーの楽器別に、アルトサックス、
テナーサックス、トランペット、トロンボーン、その他のリード楽器、
ビッグバンド、ピアノ、ベース、ドラム、ヴォーカル、その他のバンド・・・
に分けられている。
そして、その楽器別から、
次はミュージシャン別に分けられている。
中には、先代マスターが何故か買わなかったレコードも多々ある。
なので、CDも2千枚以上は、あるだろう・・・。
CDは、レコードが無い場合(特に最近のもの)に、しばしば、かける。

♪♪ リクエストがあると ♪♪

リクエストがあると、
その中から、一発で探すのは、
最初のうちは、結構大変だった。

先代マスターは、秒速で探しあてていたけれど、
気分が乗らないと、
「そんなものは、あ~りません」と
せっかくのリクエストも断っていたようだ。
現マスターも、もちろん、スーッと出てくる…。
流石だ…。

そう、その中から、選ぶのは、ドキドキする…。
特に気難しそうな、自分はジャズ喫茶で青春を送って、なんでも知っているぞ!
というような半分道場破りのような方の場合は…。
ま、でも、リクエストが無い限り、私好みのものをかけるのだが…。

雨か…

アナログレコード&CDから、
今日の気分で選ぶことができる、
贅沢な時間…。

すーっと、手が伸びるのは、ピアニストの棚…。
丁度、ラックの真ん中辺にある一枚のCD…。

「You Must Believe in Spring」・・・Bill Evans

  http://www.amazon.co.jp/Must-Believe-Spring-Bill-Evans/dp/B0000C24KC

このアルバムは、死の香りがする…。
アルバム全体に静かな哀愁の漂う雰囲気…。
レクイエムといってもよい深い叙情感…。
1977年に録音した晩年の傑作と言われている。
飲酒・薬物の常用による肝硬変などが原因で、
このアルバムを録音した3年後の1980年に51歳で亡くなった。

その中から、3曲を紹介しよう…。

☆ B Minor Waltz (For Ellaine)
   【 http://www.youtube.com/watch?v=BNa0-sRKnS8 】
   録音の前年に亡くなった妻エレインに捧げられた曲。
   エヴァンスと別れてから数日後、地下鉄で投身自殺した。
☆ You Must Believe In Spring
   【 http://www.youtube.com/watch?v=FTlKzkdtW9I 】
   アルバムのタイトル曲。
   前半は哀しげな静かなトーン。
   後半はテンポが上がってリズミカルで明るいが
   最後はまた静かな雰囲気に。
☆ We Will Meet Again
   【 http://www.youtube.com/watch?v=M-QoEPnc-3Q 】
   鬱病を患い、この録音の4ヶ月前に拳銃自殺した
   音楽教師だった兄への追悼歌。

雨が、しとしと降り続けている…。

このアルバムのメランコリックな美しさが、
雨と融合して、
何とも言えないけだるさを覚えながら、
今日もスワンに音が流れ始めた…。

春を待ちわびて…。

          2014年2月 スワンにて
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by swanmaki | 2015-03-02 21:34 | Jazz et musique

渋さ知らズ オーケストラ」コンサート!

12月
1(土) 所沢「ミューズ」マーキホール
「渋さ知らズ オーケストラ」コンサート!

にいった。
関係者席でPAの後ろの席だったけれど、
すっごく充分楽しめた。
あ~不破さんってなんてカッコいいのだろう・・・!
エーべっくストラックスにレコード会社がなってしまったし…。

スワンでも、このオーケーストラの小編成版「渋さチビズ」をやっているので
この機会にぜひ観に来て下さい。
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by swanmaki | 2008-12-02 13:07 | Jazz et musique

ボジョウレーヌーボー

ボジョウレーヌーボー!!!!!
今年も飲みました。
とっておきの7000えん台の5本くらい!

SWANでは、できるだけ、いい物を低価格でお出ししてるんですけど
この値段になっちゃうんですよね。
しかも、あんまり、利益率度外視だし・・・。

でもまあ。1年のお祭りだし!
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by swanmaki | 2008-11-15 13:01 | Jazz et musique

高橋知己(Ts)Quartet!

12(土) 高橋知己(Ts)Quartet!
津村和彦(G)、工藤 精(B)、横山和明(Ds)を聴いた。

図太い音とメローな優しさが奏でる知己さんのメロディーは、
彼のジョン・コルトレーンを超えたといっても過言ではないと思う。
そんなことを言ったら、
「彼は超えるとか超えないじゃなくていつも俺の側に、横にいるんだよ。」と。

休憩中に「ソー・イッット」をリクエストしたら、快くやってくれ、
大感激!

一見、恐そうに見える知己さんだが、実はとっても優しいのでした。
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by swanmaki | 2008-05-13 10:31 | Jazz et musique

高橋知己ライブ

知己さんのライブに行った。彼の演奏は円熟味を増し、もうコルトレーンを越したと言っても過言ではない。セイ・イットをリクエストしたら快くやってくれ、感動!ギタリストの津村さんの演奏もエキサイティングでとてもカッコ良い!とてもよい晩だった。
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by swanmaki | 2008-04-14 18:13 | Jazz et musique

「鳥尾さん」

23(金) 「鳥尾さん」
中島弘恵(P)、伊東里栄子(B)、安永春美(Ds) をSWANで聴いた。
いつもながら、スタンダードを小気味よく演奏するこのバンドはとても好感が持てる。

ジャムセッションに来ている諸君!!
このバンドをきくべし!
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by swanmaki | 2007-12-21 12:59 | Jazz et musique

チャリート(Vo)

14(金) チャリート(Vo)with
大石 学(P)、井上陽介(B) をSWANで聴いた。

チャリートといえば、もう、ホールでやってるひと。
こんな小さなライブハウスのSWAN迩良くぞきてくれたという感じ。
いろいろお話したけれど、印象に残ったのは
「あなたが、本当のママさんでしょ。小さい頃から聴いてるって感じ。
インスピレーションでわかる・・・」

子供のLINCAがいるのでいつも、SWANイ行っても奥の席でお客さんと
飲んでいるのだけれど…。

しかし、歌は絶品。発音の仕方がネイティブだからかもしれないけれど。

ピアノの大石さんは初めてだったけれど、
う、まてよ・・・これは・・・故本田さんに似ている・・・。
あとから聴いたら、弟子だったそうで、
ここにも、素晴らしいピアニスト発見!って感じなのでした。
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by swanmaki | 2007-09-14 12:46 | Jazz et musique

古地克成バンド!

月曜日!通常Swanは定休日だが、宮崎から天才ドラマー古地がくるというので、ライブ!
ほんと、良かった。大興奮!
鬱だった私は、元気をもらったよ~。
彼は、宮崎なんかに引っ込んでる場合じゃないな~って思った。
どんどんバンドを盛り上げていく、感性と、確かなドラミング…
客席も一杯で(月曜なのに)みんな満足げ。
次は、いつ来るのかなあ…楽しみなドラマーだ。
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by swanmaki | 2007-07-04 14:05 | Jazz et musique

昨日のジャズライヴ

昨日、「鳥尾さん」という女性だけのピアノトリオをSwanで聴いた。
スタンダードを凄く上手くアレンジしていて、聴いていて気分が高揚してくる。

特に「BE-BOP]なんて、ほとんどライブではやらない人が多い中、
私が大好きな曲なので特に思い入れがあるのだろうが、ブラボー!!

まだまだ若い20代のしかも女、
これは特に、ジャムセッションなんかで弾いたりしている人には断然聴くべきトリオであると思う。
大入り満員で、外には7人も入れないお客様がいました。

やっぱり、Swanはいいな~。
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by swanmaki | 2007-04-22 16:58 | Jazz et musique

ライブ聴きたい!!!

なんだか元気が出てきた。

こんな時は、少しおしゃれしてSWANでライブでも聴きたい!
今度の週末はSWANに出没するかも・…。
久々に皆さんに会いたいしね!
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by swanmaki | 2007-04-18 17:27 | Jazz et musique